2015/3/4

ポーランド

ソラリスのトラム、クラクフ市が試験運行

この記事の要約

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、ポーランドのクラクフ市交通局(MPK)が同社製トラム「トラミノ(Tramino)」を2月23日から3カ月、試験運行すると発表した。 供給するのは5つの車両ユニットを連結した全長 […]

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、ポーランドのクラクフ市交通局(MPK)が同社製トラム「トラミノ(Tramino)」を2月23日から3カ月、試験運行すると発表した。

供給するのは5つの車両ユニットを連結した全長32メートルの低床式トラム(定員204名、61席)。ブレーキエネルギーをスーパーキャパシタに蓄積し、加速時に使用できるシステムを搭載する。他の市場投入されているトラムに比べエネルギー消費を20~30%削減することができる。このような最新技術を採用したトラムがポーランドで走行するのは今回が初めて。

MPKはこのトラムをノヴァ・フタ(Nowa Huta)から市内中心部を運行する1番路線に投入する。