2015/4/22

自動車

GMポーランド工場、累計生産が200万台に

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは先ごろ、ポーランドのグリビツェ工場の累計生産が200万台に達したと発表した。200万台目は1.6リットルのターボチャージャーエンジン(出力170hp)を搭載するホー […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは先ごろ、ポーランドのグリビツェ工場の累計生産が200万台に達したと発表した。200万台目は1.6リットルのターボチャージャーエンジン(出力170hp)を搭載するホールデンのカブリオレ「カスケーダ」で、オーストラリアに輸出される。

グリビツェ工場では、オペルと他のGMブランドの協力を強化する戦略の一環として、2月からオーストラリアとニュージーランドに輸出するホールデンブランドの「アストラ」と「カスケーダ」を生産している。今年末には北米市場向けにビュイック「カスケーダ」の生産も開始する。また、今年後半にはオペル「アストラ」の新世代モデルも生産ラインに加わる予定。

グリビツェ工場は1998年8月31日に最初のモデル(「アストラ・クラシック」)の生産を開始した。現在は「カスケーダ」とコンパクトカー「アストラ」の4モデルを生産している。カスケーダは全長4.70メートルの中型カブリオレ。前車にはストラット式サスペンション(ハイパフォーマンスストラット)を標準装備している。

ポーランド市場におけるオペルの2014年の販売台数は前年比41%増の約2万8,000台(市場シェア約7.2%)と好調で、2015年1-3月の販売も前年同期を23%上回っている。