2015/5/6

自動車

ユーラシア経済連合、域内でのEV製造向け優遇政策

この記事の要約

ユーラシア経済連合(EEU)が域内の電気自動車(EV)製造を後押しするため、優遇政策を実施する。4月29日にEEUの広報担当者がベラルーシ国営BelTA通信に明らかにしたところによると、EEU理事会は具体案を盛り込んだ関 […]

ユーラシア経済連合(EEU)が域内の電気自動車(EV)製造を後押しするため、優遇政策を実施する。4月29日にEEUの広報担当者がベラルーシ国営BelTA通信に明らかにしたところによると、EEU理事会は具体案を盛り込んだ関連アクションプラン(対象期間2015年~17年)を承認したという。同プランはすでにEEU全加盟国(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア)で承認を得ている。

アクションプランは電気モーターで駆動する車両の生産を奨励するために、科学研究、情報、組織、財政の分野にわたる幅広い施策を提案している。ユーラシア経済委員会のセルゲイ・シドルスキー産業・農業相は声明の中で、優遇策の対象は完成車のみならず、基幹部品の製造や充電・保守インフラの設置なども視野に入れていると強調した。リースによるEVの普及も計画しているという。