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2015/5/13

自動車

独自部品フェーラー、ハンガリー工場を拡張

この記事の要約

独自動車内装部品メーカーのフェーラー・オートモーティブは、ハンガリーの商用車・部品メーカー、ラーバとの合弁企業フェーラー・オートモーティブ・ラーバを通じ、中部モールにある工場を拡張する。ハンガリー通信(MTI)が5日報じ […]

独自動車内装部品メーカーのフェーラー・オートモーティブは、ハンガリーの商用車・部品メーカー、ラーバとの合弁企業フェーラー・オートモーティブ・ラーバを通じ、中部モールにある工場を拡張する。ハンガリー通信(MTI)が5日報じたもので、生産棟を刷新して3本の生産ラインを導入するほか倉庫棟を新設、周辺インフラも整備する。投資額は34億8,000万フォリント(約1,150万ユーロ)で、6億3,900万フォリントは欧州連合(EU)の助成でまかなう。100人の新規雇用を見込む。

フェーラー・ラーバは2008年設立で、欧州の自動車メーカー向けにポリウレタン製のシート部品を生産する。現在の従業員数は381人で、2014年の売上高は3,540万ユーロ、営業利益は240万ユーロだった。

フェーラー・オートモーティブは2014年から自動車用繊維加工大手の独アウンデ社の傘下にある。(1HUF=0.44JPY)