2015/5/20

自動車

EEU、自動車の域内生産割合増大へ

この記事の要約

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)は、2018年1月から自動車の域内生産の割合を50%まで引き上げる計画だ。EEUの執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)で工業・農業 […]

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)は、2018年1月から自動車の域内生産の割合を50%まで引き上げる計画だ。EEUの執行機関であるユーラシア経済委員会(EEC)で工業・農業分野を担当するセルゲイ・シドルスキー理事が13日、2015年ベラルーシ産業フォーラムの一環として開催された「ユーラシア経済連合における産業の統合」の総会で明らかにした。

同理事は、ここ2年でEEU域内の自動車生産に関する規制枠組みが整備されたと強調。「自動車の域内生産の割合は現在、30%程度だが、2018年1月以降は50%まで拡大する」と説明した。目標達成に向け、域内の部品メーカーを支援する意向だが、同理事によると「ベラルーシだけでも、部品メーカーが15社ほどあり、欧州の主要企業との協力を強化している」という。