トルコ輸出業者会議(TIM)が22日発表した輸出統計によると、今年1-4月期の同国の軍需産業輸出高は4億6,100万米ドルと、前年同期から1.36%拡大した。
最大の取引相手は米国で、取引高は1億8,200万ドルと全体の4割を占めた。マレーシア(5,400万ドル)とスペイン(3,3500万ドル)も重要な位置を占める。
品目別にみて多いのは、航空機・ヘリコプター部品、エンジン、装甲車、モーターボート、ミサイル、ロケット弾、発射台、軽火器、電子システム(送信機、シミュレータ、センサー、ソフトウエア)などだった。
1-4月期の輸出総額(490億ドル)に占める軍需産業の比率は1%に過ぎなかった。トルコ軍需・航空産業の輸出高は昨年、14.3%増の16億ドルに達した。