2015/5/27

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スウェーデン換気メーカーのリンダブ、スロベニア同業を買収

この記事の要約

スウェーデンの換気システムメーカー、リンダブ(Lindab)は20日、スロベニアの同業IMPクリマを買収する計画を発表した。換気システム・屋内空調事業の総合サプライヤーを目指す戦略の一環だ。売り手であるIMP・TIOグル […]

スウェーデンの換気システムメーカー、リンダブ(Lindab)は20日、スロベニアの同業IMPクリマを買収する計画を発表した。換気システム・屋内空調事業の総合サプライヤーを目指す戦略の一環だ。売り手であるIMP・TIOグループの再編手続きおよび競争当局の承認を経て、取引を完了する。買収額は明らかにされていない。

リンダブは今回の買収で、主に販売部門のシナジー効果を見込む。IMPクリマが1年以内に黒字に転換すると予測している。

IMPクリマは、エアハンドリングユニット(空気調和機)や送風機を得意とする。サラエボに工場を持ち、昨年は2,560万ユーロの売上を計上した。従業員は415人。