市場調査会社セジディム・ルーマニアの最新リポートによると、ルーマニアの医薬品市場規模は今年1-3月期、前年同期比10.7%増の32億7,000万レウ(約7億3,300万ユーロ)に拡大した。薬局・薬店経由の売上高は27.7%増の6億3,000万レウ、医療機関向け売上高は11.5%増の3億8,000万レウだった。
昨年4月から今年3月までの医薬品売上高は前年比10%増の126億レウで、処方薬が7.4%、一般薬(OTC)が20.6%、医療機関向けが11.7%それぞれ増加した。
過去1年間(14年4月~15年3月)の企業別売上高ではサノフィ(含ゼンティヴァ)が8億6,280万レウでトップ。以下、ホフマン・ラロシュ(8億170万レウ)、セルヴィエ(含エギス、7億740万レウ)、ノバルティス(含サンドス、6億9,860万レウ)、ファイザー(6億2,230万レウ)、グラクソ・スミスクライン(5億5,380万レウ)、ランバクシー(5億4,240万レウ)、アストラゼネカ(5億2,760万レウ)、メルク(3億9,670万レウ)、クルカ(3億8,550万レウ)の順となった。(1RON=29.97JPY)