2015/6/3

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

独化学ヘンケル、ボスニアに新工場

この記事の要約

独化学大手のヘンケルは6月、ボスニア南部のビレチャに接着剤の新工場を開設する。5月26日付のウェブ経済紙『SeeNews』が報じたところによると、新工場の敷地面積は6,000平方メートルで、投資額は750万ユーロ。同工場 […]

独化学大手のヘンケルは6月、ボスニア南部のビレチャに接着剤の新工場を開設する。5月26日付のウェブ経済紙『SeeNews』が報じたところによると、新工場の敷地面積は6,000平方メートルで、投資額は750万ユーロ。同工場の開設は建設作業の遅れにより、当初予定の今年3月からずれ込んでいた。

ヘンケルは2012年にボスニアに進出した。ビレチャはクロアチアなど近隣諸国に近い上、建築用セメント系接着剤や断熱材の生産に不可欠な炭酸カルシウムを豊富に産出する地域に位置することから、新工場の立地に選ばれた。