米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルス(Sollers)の合弁会社フォード・ソレルスは3日、タタルスタン共和国のナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場で新型「フィエスタ」の4ドアセダンと5ドアハッチバックの生産を開始した。
同工場で生産するフィエスタは100品目以上の部品をロシアのサプライヤーから現地調達している。2016年からはタタルスタン共和国のエラブガ工場で生産するエンジンの搭載も開始する予定。
ロシア市場向けのフィエスタは、1.6リットルのガソリンエンジン(出力:85hp、105hp、120hp)を搭載し、トランスミッションは5速マニュアルか6速オートマチックを選択できる。
ナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場では2014年末にフォードの小型クロスオーバーSUV「エコスポーツ」の生産を開始しており、「フィエスタ」は同工場で生産する2番目のフォード車となる。