2015/6/24

ハンガリー

ドイツ鉄道子会社、ハンガリーに新ターミナル開設

この記事の要約

ドイツ鉄道(DB)子会社で貨物輸送を手がけるDBシェンカー・ロジスティックスは17日、ブダペストに新ターミナルを開設した。これによって2010年に開始したハンガリー事業の統合が完了する。今後は道路輸送、航空輸送、海上輸送 […]

ドイツ鉄道(DB)子会社で貨物輸送を手がけるDBシェンカー・ロジスティックスは17日、ブダペストに新ターミナルを開設した。これによって2010年に開始したハンガリー事業の統合が完了する。今後は道路輸送、航空輸送、海上輸送を一体的に運用することが可能となる。

今回新たに稼動する新ターミナルの床面積は3万平方メートル。貨物輸送の安全性を認証するTAPAや、食品の製造工程の管理基準HACCPに準拠しているほか、積み替え施設は英国の環境性能評価制度(BREEAM)の基準を満たす国内唯一の建物となる。同ターミナルでは約400人が雇用される予定だ。

DBシェンカー・ロジスティックスは鉄道輸送から海上輸送まで手がける貨物輸送大手。ドイツのフランクフルトに本拠を置き、全世界に2,000カ所の拠点と、従業員6万5,000人を抱えている。