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2015/7/1

ロシア

独露合弁ブレーキメーカー、サンクトペテルブルクに工場を開設

この記事の要約

独露合弁のブレーキメーカーであるクノールブレムゼ1520はこのほど、サンクトペテルブルク市に鉄道車両用のブレーキシステムを生産する新工場を開設した。投資額は約18億ルーブル(約3,000万ユーロ)。 新工場は市の東部にあ […]

独露合弁のブレーキメーカーであるクノールブレムゼ1520はこのほど、サンクトペテルブルク市に鉄道車両用のブレーキシステムを生産する新工場を開設した。投資額は約18億ルーブル(約3,000万ユーロ)。

新工場は市の東部にあるRzhevka-Prokhovyye工業団地内に建設された。シーメンスがロシアの高速鉄道市場向けに開発した車両「Sapsan」タイプ(独名:Velaro Rus)用のブレーキシステムを生産する。

クノールブレムゼ1520は鉄道技術大手の独クノールブレムゼが60%、ロシア国鉄RZDの貨物列車運行子会社が40%を出資する合弁企業。同社はすでに、ロシア南西部のヴォロネジと北西部のトヴェリで事業を運営している。(1EUR=2.26JPY)