2015/7/22

ロシア

英バークレイズ銀、露国営メディアの口座凍結

この記事の要約

英大手銀行バークレイズが露国営通信社ロシア・セヴォードニャ(Rossiya Segodnya)の英支局の口座を凍結した。同局のキセリョフ会長に対する制裁措置とみられる。バークレイズからセヴォードニャに宛てた通告によると、 […]

英大手銀行バークレイズが露国営通信社ロシア・セヴォードニャ(Rossiya Segodnya)の英支局の口座を凍結した。同局のキセリョフ会長に対する制裁措置とみられる。バークレイズからセヴォードニャに宛てた通告によると、口座は凍結したものの閉鎖はしていない。英字紙『モスクワタイムズ』が13日、報じた。

ある銀行関係者は同紙に対し、資産凍結はロシアに対する欧州連合(EU)の制裁措置と関連したものである可能性が高いと語っている。キセリョフ氏は昨年導入されたEUの対ロ制裁措置の対象者となっていた。6月にはフランス及びベルギー政府も同局の資産と口座を凍結したと報じられている。

キセリョフ氏はロシアでは、テレビで過激な主張を繰り返す反西欧主義者として知られている。