2015/8/5

自動車

ハンガリーのナビソフト大手、日本企業と提携

この記事の要約

ハンガリーのナビゲーション用ソフト大手NNGは7月29日、音声コミュニケーション技術を開発するイナゴ(本社:東京)と、ナビゲーションシステムの音声認識技術の開発で提携すると発表した。NNGの持つナビ用ソフトウェア技術とイ […]

ハンガリーのナビゲーション用ソフト大手NNGは7月29日、音声コミュニケーション技術を開発するイナゴ(本社:東京)と、ナビゲーションシステムの音声認識技術の開発で提携すると発表した。NNGの持つナビ用ソフトウェア技術とイナゴの対話型コミュニケーション技術を連携させ、新しい車載ナビゲーションシステムを提供することを目指す。

NNGは車載用ナビソフトウェア「iGOナビゲーションエンジン」を世界各国のナビゲーション機器メーカーや自動車メーカーに供給している。一方のイナゴは「コンピュータとの対話」をコンセプトに、音声把握技術や自然言語理解を利用した対話型音声コミュニケーション技術「netpeople」を開発し、各種のデバイスに提供している。両社は提携により、自然な会話を通した操作を可能にする車載用ナビゲーション技術の開発に取り組む。

NNGは2006年設立。「iGOナビゲーションエンジン」は全世界で2,000万台以上の機器に搭載されており、対応言語は50に上る。

イナゴは1998年にカナダで設立後、2000年に日本法人を設立した。同社の「netpeople」技術は自動車やコンピュータ、モバイル機器のメーカーで採用されている。