2015/8/19

自動車

印マザーソングループ、ハンガリーに新工場

この記事の要約

印サムヴァルダナ・マザーソン・グループは先ごろ、住友電装が出資する傘下の自動車部品大手マザーソン・スミ・システムズ(MSSL)を通じてハンガリー中部のケチケメートにバンパー工場を建設すると発表した。投資額は300億フォリ […]

印サムヴァルダナ・マザーソン・グループは先ごろ、住友電装が出資する傘下の自動車部品大手マザーソン・スミ・システムズ(MSSL)を通じてハンガリー中部のケチケメートにバンパー工場を建設すると発表した。投資額は300億フォリント(約9,650万ユーロ)に上る。

新工場の敷地面積は10万平方メートル。完成予定は2017年で、400~500人の雇用を創出する見通しだ。18年からバンパーの生産を開始し、隣接するメルセデスベンツの工場に供給する。

マザーソンは1997年に独ダイムラーと取引を開始。バンパーに加えドアミラーやドアパネルなどを供給してきた。今年4月にはMSSLが子会社のサムヴァルダナ・マザーソン・オートモーティブ・システムズ (SMRPBV)を通じ、ダイムラーから22億ユーロに上る内外装システムを受注している。(1HUF=0.45JPY)