中国第4位銀行の中国銀行(Bank of China)が今年末を目途にチェコのプラハ支店の営業を開始する。8月31日に行われた支店開設記念式典に出席した関係者が、同日付の現地紙『フィナンチニ・ノヴィニー』に明らかにした。同支店では大手から中小企業まで幅広く融資事業を手掛けるという。
チェコ政府も同行の事業を通して中国からの投資や2国間の貿易が拡大することを期待している。式典に参加したゼマン大統領は、「(同支店の開設は)両国の貿易関係の発展に貢献すると確信している」と述べた。
中国銀行のプラハ支店は、中東欧ではブダペストに続く2つ目の拠点となる。当初の従業員数は15~20人を予定する。