2015/9/16

自動車

フォード、タタルスタン共和国のエンジン工場を稼働

この記事の要約

米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルス(Sollers)の合弁会社フォード・ソレルスは3日、タタルスタン共和国のエラブガに新設したエンジン工場の操業を開始した。投資は約2億7,500万ドル。新工場ではロシア […]

米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルス(Sollers)の合弁会社フォード・ソレルスは3日、タタルスタン共和国のエラブガに新設したエンジン工場の操業を開始した。投資は約2億7,500万ドル。新工場ではロシアで生産するフォード車向けに1.6リットルの自然吸気ガソリンエンジン(フォード・デュラテックエンジン)を3機種生産する。

新工場で生産するエンジンは、最高出力が85PS、105PS、125PSの3種類で、フォードの「フィエスタ」「フォーカス」「エコスポーツ」など、ロシアで生産されるフォード車の少なくとも30%に搭載される。

エンジン工場の面積は4万2,600平方メートル(サッカー場6面分)、生産能力は年10万5,000基で、将来、年20万基まで引き上げることができる。

フォード・ソレルスは現在、ロシアに3工場を持ち、「モンデオ」「フォーカス」「フィエスタ」「トランジット」「エコスポーツ」「クーガ」「エクスプローラー」の7モデルを生産している。