2015/11/18

ロシア

露ILSが米インテルサットから受注、通信衛星を新たに5基打ち上げ

この記事の要約

ロシア連邦宇宙局は11日、商用ロケット打ち上げサービスを手がける米露合弁のインターナショナル・ローンチ・サービス(ILS)が、衛星通信大手の米インテルサットと新規契約を締結したと発表した。ILSが運用する「プロトン」ロケ […]

ロシア連邦宇宙局は11日、商用ロケット打ち上げサービスを手がける米露合弁のインターナショナル・ローンチ・サービス(ILS)が、衛星通信大手の米インテルサットと新規契約を締結したと発表した。ILSが運用する「プロトン」ロケットを使って2023年までに通信衛星5基を打ち上げる。取引額は明らかにしていない。

ILSは商業衛星の打ち上げサービスを提供している。旧ソ連時代に開発された打ち上げロケット「プロトンK」に続き、2001年からは現行の「プロトンM」を運用。インテルサットからは過去18年間で11基の打ち上げを請け負った。

ILSは13年と14年にプロトンMの打ち上げ事故を起こした。親会社であるクルニチェフ国家研究生産宇宙センターのアンドレイ・カリノフスキーセンター長は、「インテルサットとの契約はILSの顧客本位の姿勢が評価されたものだ。我々は信頼を取り戻さなければならない」と述べた。

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