ロシア鉄鋼大手のセベルスタリ(Severstal)は先ごろ、同社の旗艦拠点であるチェレポヴェツ製鋼所で第2取鍋炉の建設を開始したと発表した。容量は480万トン。建設費は約30億ルーブル。2017年末に完成する予定。
転炉の溶解作業を1日あたり84 回(年1,028万3,000トン)に引き上げる計画。これまでは最高で年950万トンを転炉で処理していた。
第2取鍋炉の建設により溶鉱炉の処理が円滑になり、品質向上および年約7億ルーブルのコスト削減に寄与すると見込んでいる。
(1RUB=1.89JPY)