2015/12/9

チェコ・スロバキア

チェコ失業率、10月は4.8%

この記事の要約

チェコ統計局(CSU)が11月30日発表した2015年10月の失業率(季節調整済み)は4.8%となり、前年同月比で1.1ポイント低下した。1月の5.9%から徐々に低下し、リーマンショック後の金融危機で景気後退に陥った20 […]

チェコ統計局(CSU)が11月30日発表した2015年10月の失業率(季節調整済み)は4.8%となり、前年同月比で1.1ポイント低下した。1月の5.9%から徐々に低下し、リーマンショック後の金融危機で景気後退に陥った2009 年以前の水準まで改善した。失業者数は24万9,000人だった。

生産年齢(15~64歳)人口の就業率は70.7%。前年同月に比べ1ポイント上昇し、1993年の調査開始以降で最も高くなった。年齢層別にみると、30~40歳が85.7%、50~64歳が67.4%と高い半面、15~29歳の雇用状況は厳しく、46.8%にとどまっている。就労者数は494万4,900人。