欧州復興開発銀行(EBRD)は2月22日、アルバニアとマケドニアを結ぶ基幹系送電線の整備計画などに関連し、両国へ1,200万ユーロを融資すると発表した。西バルカン諸国間の送電網を結合し、安定供給と市場統合を目指す欧州連合(EU)計画の一環だ。
今回の融資では、マケドニア送電事業者MEPSOの送電効率化に向けた技術の導入にも資金が充てられる。
EUは西バルカン諸国支援の一環として、この計画の推進を後押ししている。同時にこの基幹系送電線は、ブルガリアからマケドニア、アルバニア、モンテネグロを経由しイタリアに至る基幹系送電線の一部を成す。