JOGMEC、サハリン1の第2次開発事業に債務保証提供

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど、サハリン島北部大陸棚の石油ガス開発事業「サハリン1」プロジェクトにおけるオドプト油ガス田の第2次開発事業に関する債務保証契約を締結した。JOGMECは同事業に参加する日本企業のコンソーシアム、サハリン石油ガス開発(SODECO)に対し4億5,000万ドルを保証する。

今回の事業はオドプト油田の北部を中心とする第1次開発事業に続くもので、同油田の南部にかけての構造全体を対象とする。

SODECOはサハリン1に30%の権益を有する。同プロジェクトでは2005年にチャイヴォ鉱区、2010年にオドプト鉱区、2015年にアルクトゥン・ダギ鉱区での操業が開始され、これまで5.5億バレル以上の原油を産出してきた。権益保有企業にはSODECOの他、プロジェクトを主導する米エクソンモービル、インドのONGCビデシュ、ロシアのロスネフチがある。

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