中国製茶大手、リトアニアに欧州拠点開設か

中国の製茶大手、雲南滇紅(Yunnan Dianhong)グループが、リトアニアに駐在員事務所を開設することを検討している。王社長が同国のブトケヴィチュース首相と会談し、リトアニアへの投資の可能性について話し合った際に明らかにしたもので、欧州市場のマーケティング拠点としての機能を持たせる考えだ。現地通信社BNSが6月28日、首相の談話として報じた。

ブトケヴィチュース首相によると、雲南滇紅は欧州での事業拡大を視野に入れて事務所を開設する計画だ。リトアニアで会社登録し、将来的には加工拠点を構えて現地生産する可能性もあるという。

雲南滇紅は中国最大の製茶会社。栽培面積は1万2,400ヘクタール超で、85の工場で年間1万5,000トンのお茶を製造している。

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