ポーランドの基礎インフレ率、9月もマイナス0.4%

ポーランド中央銀行が12日発表した9月の基礎インフレ率(価格変動が激しい食品・燃料を除いたインフレ率)は前年同月比マイナス0.4%で、前月と同水準だった。

中銀はインフレ動向の把握で、基礎インフレ率を注視している。今年に入ってから過去最低の水準に近づきつつある。

ポーランド統計局(GUS)が前日発表した9月のインフレ率は前年同月比マイナス0.5%で、下げ幅は前月から0.3ポイント縮小。今年に入って最も小幅の下落となった。下落が続いていたエネルギー価格が、ガソリンやガスの値上がりで前月から2.9ポイント上昇し、インフレ率を0.5ポイント押し上げた。

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