チェコ国防省は2日、装備の購入や修繕のため同国の軍需企業と計15億コルナ(約5,600万ユーロ)に上る調達契約を締結したことを明らかにした。車両の修繕や暗視システムの導入などを行う予定。
同国の軍用車両メーカー、タトラ・ディフェンスヴィークル(Tatra Defence Vehicle)とはパンデュール装甲兵員輸送車の修繕のため11億コルナの契約を締結した。同社は同車両の国内独占販売権を持つ。
また同国の軍用機器メーカー、エクスカリバー・アーミーからは軍が610台保有する軍用トラック、タトラT-810の修理用部品を1億8,000万コルナで購入する。
そのほか軍用光学機器を製造するプラマコムHT(Pramacom HT)からは2億300万コルナをかけて暗視システムを導入する。単眼鏡2,500個、双眼鏡への切り替え機器625個の調達が含まれる。(1CZK=4.58JPY)