チェコ政府は14日、日本とワーキングホリデー協定を結ぶことを承認した。議会両院の承認を経て、月末に予定されるソボトカ首相の日本公式訪問時に調印される見通しだ。
ワーキングホリデービザは18~30歳が対象。旅費・滞在費をまかなうための短期就労が認められる。若い世代が外国での生活を経験し、国家・地域間の理解を深める機会を提供する狙いがある。
チェコはこれまでにカナダ、ニュージーランド、韓国、イスラエル、チリと同協定を結んでいる。チェコ外務省では「日本は観光旅行先として人気があり、ワーキングホリデー制度ができれば、これを利用して出かけたいというチェコの若者がいるのは確か」とコメントしている。
日本は現在、東欧のポーランド、スロバキア、ハンガリーを含む18カ国とワーキングホリデー協定を締結している。