エストニア国営電力、ポーランド電力・ガス販売市場進出

エストニア国営電力エースティ・エネルギア(Eesti Energia)は21日、ポーランドのエネルギー市場規制庁(URE)から同国における電力・ガス燃料の販売免許を取得したと発表した。子会社のエネフィットを通じ、

メーカーなどの大口需要家や、中小企業を中心に顧客獲得を図る。調達はポーランド・エネルギー取引所(TGE)で行う。

エースティ・エネルギアは、バルト海沿岸地域全体に事業を広げると同時に、単なる供給会社ではなく、エネルギー関連サービスを総合的に提供できる企業になることを戦略に掲げている。今回のポーランド市場参入はその一環と位置付けられる。

エースティ・エネルギアによると、ポーランドの電力市場はバルト3国市場の6倍以上、ガス市場は4倍の規模だ。

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