自動車向け断熱材・防音材メーカーの独アドラー・ペルツァーはこのほど、スロバキアの首都ブラチスラバ近在の産業団地「CTパーク(CTP)・ブラチスラバ」で新工場を開所した。フォルクスワーゲン(VW)のブラチスラバ工場で生産されている「トゥアレグ」やポルシェ「カイエン」などの高級車向けに部品を供給する。340人を新規雇用する。
CTPは中東欧最大の産業団地ネットワークで、60ヶ所以上の拠点に300万平方メートル以上の不動産を持つ。スロバキアではブラチスラバのほか、ヴォデラディ、トルナバ、ニトラ、ジリナで産業団地を運営しており、主に自動車産業界が進出している。