電子機器の受託製造サービス(EMS)を手がけるハンガリーのビデオトンEASは12日、西部セーケシュフェヘルヴァールの生産拠点に設置する第3工場棟の建設を開始した。来年末までに完工し、従業員数を現行の770人から1,000人強に引き上げる。
新棟の面積は2万平方メートル。建設費は50億フォリント(1,600万ユーロ)で、さらに20~25億フォリントを設備に投じる。
親会社のビデオトン・ホールディングの売上高は、昨年の1,600億フォリントから今年は1,700億フォリント超(5億4,100万ユーロ)に増加する見通し。このうち、ビデオトンEASとビデオトン・オートエレクトロニカを合わせたEMS売上高が750億フォリントを占める。
来年は120億フォリントを投資に振り向ける計画だ。(1HUF=0.42JPY)