独リンデ、カザフ工場でASUを増設

産業ガス大手の独リンデがカザフスタンで空気分離装置(ASU)を増設する。取引先であるアルセロール・ミタル製鉄所や国内の他企業を始め、ロシア、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャンに製品を供給する。投資規模は約7,000万ユーロ。新設備は2019年末に稼働する。

リンデがASUを設置するのは、北東部カラガンダ州テミルタウにあるアルセロール・ミタル製鉄所内の工場だ。同工場ではすでにASUが1基あり、今回の投資でもう1基が加わる。稼働すると、酸素の生産能力が840トン/日に倍増する。

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