チェコ鉱工業生産、1月は5.5%増

チェコ統計局(CSU)が15日発表した1月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で5.5%増加し、上げ幅は前月から2.8ポイント拡大した。同業生産高のプラスは9カ月連続。前月比(物価・季節調整値)では0.6%減少した。新規受注高の上昇率は前年同月比で3.4%となり、前月の6.8%から縮小した。

鉱工業生産の増加(前年同月比)に特に貢献した業種は自動車(5.6%増)、機械・設備(13.9%増)、電気設備(15.3%増)。その他の輸送機械(26.6%増)、コンピューター・電子・光学機器(20.7%増)、その他の非金属鉱物製品(18.6%増)も大きく伸びた。

一方、電気・ガス・スチーム・空調(16.1%減)と鉱業(4.1%減)が足かせとなったほか、皮革加工(0.7%減)、機械設備の修理・設置サービス(0.2%減)も振るわなかった。

1月の税込平均賃金は名目ベースで前年同月比9.6%増の3万1,946コルナ(約1,250ユーロ)だった。(1CZK=5.17JPY)

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