自動車の軸受け部品などを手掛ける独フォアヴェルク・オートテック(ヴッパータール)がセルビアに拠点を開設する。中西部のチャチャクに工場と研究開発施設を設置する計画で、投資額は5,000万ユーロ。同社にとり中東欧で3カ所目の拠点となる。チャチャクのトドロヴィッチ市長が4日明らかにした。
年内に4万平方メートルの工場を建設し、今後6年間で6万5,000平方メートルに拡張する予定。新規雇用は1,000人で、ドイツとポーランドにある同社拠点で研修を実施する。
同社は主にサスペンション用軸受け部品のほか、ゴム製のシーリング部品、樹脂製のホース部品などを生産している。中東欧ではポーランドとスロバキアに拠点を持つ。