GMウズベクが生産工程の品質基準達成、完全生産が可能に

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)とウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)の合弁会社GMウズベキスタンが運営するアサカ工場はこのほど、GMの品質管理基準BIQの「グレード3」認定を受けた。GMの要求する高い水準を満たしたと認められ、これまでのノックダウン生産からGMのグロ-バル製造プラットフォームでの完全生産が可能になる。数年中にSUV「トラッカー」と再導入する小型車「コバルト」のバッチ生産を開始する考えだ。

GMウズベキスタンは過去3年間にわたり設備刷新と生産体制の最新化に取り組んできた。GMの最新生産管理システムの導入や、韓国、中国、タイ、インドの系列工場での従業員研修などにより、生産工程の高水準認定を実現した。

アサカ工場は2008年に操業を開始し、現在、シボレー「マリブ―」、「ダマス」、「ラド」および、ラボン(Ravon)ブランドの「マティスR1」、「スパークR2」、「ネクシアR3」、「コバルトR4」などをノックダウン方式で組み立てている。年産能力は約25万台で、従業員数は8,000人超。

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