エストニア、モルドバと経済協力推進

エストニアのラタス首相は18日、訪問先のモルドバの首都キシニョフでインタビューに応じ、モルドバとの間で新たに10の経済協力関連プロジェクトを推進していく意向を明らかにした。また、モルドバの欧州連合(EU)加盟に向けた動きを支援していくと述べた。

エストニアは2006年以来、経済協力の対象国としてモルドバを重視してきた。16年から18年にかけての3年間における経済協力の規模は300万ユーロ、現在進行中のプロジェクトの数は18に上る。協力分野は女性と若者の起業支援、電子医療、医療機会の拡大、若年層の性病予防、予防ケア及びリハビリ教育、汚職対策、警察及び国境警備強化などがある。エストニアが共同事業で特に重視するのは健康保険基金に関連したもので、同首相も今回の訪問時に視察を行った。

同首相はそのほか、モルドバのEU加盟については間もなく行われる議会選挙が重要であると発言した。

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