独ヴィブラコースティック、ポーランド工場の生産能力増強

独フロイデンベルク傘下の防振・防音部品メーカー、ヴィブラコースティック(Vibracoustic)はこのほど、ポーランドのシロダ・シロンスカ第1工場に約400万ユーロを投資して生産能力を拡大すると発表した。

同工場では、国際的な自動車分野の顧客向けにシャーシマウントを生産している。今回の投資の大部分は新しい生産設備の導入に充てる。具体的には、マイクロセルポリウレタン(MCU)部品の生産設備を導入するほか、試験装置を含めたプロトタイプの製造設備を導入し、受注品の開発・量産プロセスを大幅に短縮する。

また、今回の投資により、第1工場では2018年末までに、生産、保守(メンテナンス)、エンジニアリングの分野を中心に新たに50人の従業員を採用する予定。

シロダ・シロンスカ第1工場では19年前から自動車用のシャーシマウントを生産している。従業員数は現在、360人を超える。第1、第2工場を合わせると、従業員数は750人を超える。

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