ロシア石油化学会社チタン(オムスク)のプラスチック加工子会社、チタンポリマーが北西部プスコフ州のモグリノ特別経済区に二軸延伸ポリエステル(BOPET)ホイル工場を新設する。特区管理局の先ごろの発表によると、フィルムの生産は2019年の1-3月期にも開始される予定。新工場を流通インフラに接続するための作業はすでに完了しているという。
当該工場は、2020年までにポリエチレンテレフタレート(PET)の年間生産量を17万トンに引き上げるとともに、2本の生産ラインを使って年間7万トンのBOPETフィルムを生産する。総工費は130億ルーブル(1億6,300万ユーロ)。約500人の直接雇用が生まれるほか、サプライヤーを含めるとプスコフ州全体で約2,000人の雇用が創出される見通しだ。(1RUB=1.59JPY)