露肥料大手ユーロケム、エストニアでアンモニアターミナル着工

ロシアの化学肥料大手ユーロケム(EuroChem)は先ごろ、エストニア北東部のシッラマエでアンモニアターミナルを着工した。国境を挟んだロシア側にあるキニゼップ工場への原料供給が目的で、年間で100万トンの生産能力を整備する。投資額は6,500万ユーロ。

新設するアンモニアターミナルは子会社のユーロケム・ターミナル・シッラマエが運営する。同社は石油化学原料の取り扱いを中核事業としており、前々年度の売上高は570万ユーロ、最終利益は250万ユーロだった。

シッラマエではこのほか、ロシア石油化学大手アクロン(Akron)子会社のDBTも年産量100万トンのアンモニアターミナルを運営している。

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