いすゞ自動車のトルコ合弁会社、アナドルいすゞが今月14日から4月13日までの間に、生産を合わせて26日間休止する。国内需要の縮小を受け、生産調整を行う。月ごとの休止日数は1月が6日、2月が8日、3月が8日、4月が4日となる。
アナドルいすゞは小型トラック、トラック、中型バス、ピックアップといった商用車の生産販売を手掛ける。トルコ自動車販売協会(ODD)によると、昨年の乗用車・小型商用車販売台数は前年比35%減の62万937台にとどまった。12月に限ると減少幅は43%に達した。
アナドルいすゞの株主構成は、財閥系複合企業のアナドルグループが55.40%、いすゞが16.99%、伊藤忠商事が12.75%、その他が14.86%となっている。