ハンガリーの機械部品メーカー、ムーフォルグ・エズレデーヴ(Muforg Ezredev)が国内北部のハイドゥーナーナーシュ工場の生産能力を増強する。投資額は8億8,370万フォリント(約275万ユーロ)で、欧州連合(EU)の助成金で半分を賄う。
ハイドゥーナーナーシュ工場は従業員約70人で、主に1~180ミリメートルの切削および旋削加工部品を製造している。今回の投資では最新の旋盤機などの加工機械を導入する。
ムーフォルグ・エズレデーヴは1999年創業で、フライス、プレス、曲げ加工、射出成形による部品や金型を製造する。生産拠点はハイドゥーナーナーシュ、中部のクンセントマールトンと西部のオーストリア国境近くのルヴーの3カ所。2017年の売上は13億5,000万フォリント(420万ユーロ)で、このうち輸出が3億フォリントだった。(1HUF=0.39JPY)