仏自動車大手PSAグループは17日、ポーランド南部のティヒ工場で3気筒ターボ・ガソリンエンジン「ピュアテック」の生産を開始したと発表した。需要が増大している排気量1.2リットルのタイプを製造する。年産能力は46万基で、製品はプジョー、シトロエン、DS、オペル、ボクスホールの各ブランドに供給する。投資額は2億5,000万ユーロ。
同エンジンはすでに仏トレメリ、中国・襄陽工場で生産されている。年内にハンガリーのシェントゴッタルト工場とモロッコのケニトラ工場、来年からはインドのホスアー工場でも生産を開始する予定だ。従来品に比べて燃費が4%向上している。