ロシア、ブルガリア原発計画参加に意欲

ロシアは4日、メドベージェフ首相のブルガリア公式訪問を前に、ロシア原子力公社(ロスアトム)がブルガリアのベレネ原子力発電所建設に参加する用意がある事実を確認した。プリホドコ官房副長官は、ロスアトムであれば「短期間に建設を完了し、核燃料の供給から廃棄物処理まで核燃料サイクル全般で操業を支援できる」と自信を示した。

メドベージェフ首相は4、5の両日のブルガリア訪問で、建設計画に関連するロシア政府の融資条件を提示したもようだ。ブルガリア政府は近日中に戦略投資家募集を開始する見通し。

計画参加にはロスアトムのほか、中国核工業集団(CNNC)、仏フラマトム(アレバ)、米ゼネラルエレクトリック(GE)、韓国水力原子力(KHNP、KEPCOグループ)が関心を示している。

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