独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は2月26日、クヴァシニ工場の年産台数が2018年、初めて30万台を突破したと発表した。同工場ではSUV(スポーツタイプ多目的車)の「カロック」と「コディアック」および旗艦モデル「スペルブ」を手がける。年内に「スペルブ」のプラグイン・ハイブリッド車(PHV)、2023年にはVW「パサート」も生産モデルに加わる予定だ。
クヴァシニ工場は9,000人を雇用し、北部のフラデツ・クラーロヴェー州でも有数の雇用主だ。昨年には多目的コンピテンシーセンターを設置し、電動化への準備を急ピッチで進めている。