ハンガリー2月インフレ率3.1%、4カ月ぶり上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.1%増となり、上げ幅は前月から0.4ポイント拡大した。インフレ率の上昇は4カ月ぶり。

品目別にみると、「食品」が5.2%(前月4.2%)、「衣料品・靴」は2.1%(同1.5%)上昇して全体を押し上げた。ほかに上昇幅が大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(7%)と「サービス」(2.7%)。自動車燃料を含む「その他の製品」も0.6%(前月マイナス0.2%)値上がりした。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は3.5%で、前月から0.3ポイント拡大した。

同国のインフレ率は昨年2月の1.9%から10月には3.8%まで上昇したものの、その後2カ月連続で低下していた。

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