GSユアサ、トルコ新工場が稼働

GSユアサは13日、トルコ西部のマニサ県で鉛蓄電池の新工場が稼働したと発表した。欧州で需要急増が見込まれる環境対応車(エコカー)向けに、高性能鉛蓄電池を供給する。2022年までに新工場で年200万個を生産できる態勢を整え、既存工場と合わせた現地生産能力を年600万個まで引き上げる計画だ。

GSユアサは欧州、中東、北アフリカ事業の強化を目指し、2015年にトルコ自動車バッテリー最大手インヂ・アクの株式50%を取得して合弁化した(現社名:インヂ・GSユアサ・アク)。合弁会社は17年に新工場建設に向けて1億トルコリラを調達した。(1億リラは17年平均為替換算で2,427万ユーロ、現在は1,625万ユーロ)。

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