政策金利は「22年まで現状維持」=ポーランド中銀総裁

ポーランド中央銀行(NBP)のグラピンスキー総裁は14日、ワルシャワで開催された金融フォーラムにおける講演で、過去最低水準にある政策金利を2022年まで据え置く可能性が高いとの見通しを示した。同総裁は、同国の金利は安定しており、最新の予測を考慮すると22年までに変える理由はないとしている。現行の金融政策委員会はメンバーの多くが同年で任期を終える。

中銀は6日の金融政策決定会合で金利据え置きを決定したばかり。現在、主要政策金利である7日物レファレンス金利は1.5%、ロンバート金利は2.5%、預金金利は0.5%となっている。

中銀は2015年3月に0.5ポイントの利下げを実施して以来、金利を据え置いている。

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