包装資材大手の英DSスミスは先ごろ、樹脂加工子会社のラパック(Rapak)を通じてブルガリアに設備投資すると発表した。北東部シュメンにある工場に複合容器のバッグインボックス(BIB)の製造ラインを導入する。投資額は明らかにされていない。
同工場にとり6つめの製造ラインで、生産能力と顧客対応の柔軟さを高める狙いがある。DSスミスによると、中東欧での包装資材事業は成長が著しく、新ラインの稼働により納期を短縮できる。
DSスミスはシュメン工場を2005年から操業している。中東欧ではほかに、エストニア、リトアニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、北マケドニア、トルコに工場を持つ。