トルコ統計局(TUIK)が15日発表した2018年12月の失業率は13.5%となり、前月の12.3%から1.2ポイント悪化した。失業率の上昇は8カ月連続。前年同月比では3.1ポイント上昇した。
失業率は昨年、1月の10.8%から4月には9.6%まで改善したものの、その後は上昇へと転じた。上げ幅の合計は3.9ポイントに上る。
労働参加率(LFPR)は52.4%で、性別では男性71.7%、女性33.6%。いずれも前年同月から横ばいだった。
就業者数は2,765万5,000人で、前年同月を63万3,000人下回った。業種別の内訳は農業が17.3%、鉱工業が19.8%、建設業が5.8%、サービス業が57%だった。