モスクワ市建設公社、仏スエズと建設廃棄物処理で合弁

モスクワ市の建設公社モシンジュプロイェクト(MosInzhProyekt)と仏エネルギー・環境サービス大手スエズが合弁会社の設立を計画している。モシンズプロイェクトのプレスリリースによると、両社は先ごろ仏カンヌで開催された不動産見本市MIPIM2019において、設立に向けた覚書を交わした。建設現場から出る瓦礫(がれき)や土砂の処分並びに再利用で協力する。年央までの合弁設立を目指す。

モシンジュプロイェクトはモスクワ地下鉄の延伸工事を請け負っており、年間約2,000万トンの土砂や瓦礫の処理に直面している。スエズとの合弁を通じ、これら廃棄物の80%をリサイクルできる見込みだ。

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