ポーランドの電子部品メーカー、SMAマグネティックスが南部のクラクフ近郊で新拠点の開設を計画している。不動産コンサルティングのカッシュマン・アンド・ウェイカーフィールドの先ごろの発表によると、SMAは工場だけでなく事務を含む会社機能を同地のビジネスパーク内に移転させる予定。工場と事務所棟を合わせた広さは1万4,000平方メートルとなる。投資額は明らかになっていない。
変圧器やインダクタ、フィルターを生産する同社は現在、中南部のザビエルゾフに拠点を置いている。
SMAマグネティックスは1983年にDTWとして設立された。2011年に太陽光発電向けインバーター製造の独大手SMAソーラーに買収されている。