ポーランド鉱工業生産の上げ幅拡大、2月は6.9%に

ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した2月の鉱工業生産指数は前年同月比で6.9%上昇し、伸び率は前月(6.1%)から0.8ポイント拡大した。同指数の上昇は2カ月連続。市場は5.1%の上昇を予測していた。

34業種のうち27業種でプラスとなった。上げ幅が最も大きかったのは「その他の輸送機械・器具」(20.5%)で、「電気設備」(13.8%)、「コンピューター・電子・光学機器」(12.6%)、「非金属鉱物製品」(11.4%)、「ゴム・樹脂製品」(11.3%)、「自動車・トレーラー」(9.7%)、「化学品・加工製品」(9.5%)も拡大した。

「皮革製品」は18.1%減と大幅に後退したほか、「石炭・褐炭」(4.7%減)、「コークス・石油精製品」(3%減)も振るわなかった。

財別では資本財が8.8%、中間財は8.7%、非耐久消費財は5.4%、耐久消費財は4.5%、エネルギー関連製品は0.2%上昇した。

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